キミと僕 ?

Green  2006-09-14投稿
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今日もまた日課の犬の散歩へとでかける。家で飼っている犬、『タロ』
この仔は、あたしの13歳のときの誕生日にもらった犬。
名前の理由は、なんとなく。 タロでいいじゃんって感じ。
そういえばこの子って3歳だけど人間でいうとあたしと同じくらいか…。
タロは、あたしの部屋で飼ってる。ベットで寝転んでいると、
あたしの横にきてジーと顔を見つめる。 なんなんだろう?
不思議な仔だ。  そしてまたいつもと同じように散歩へ行く。
するとタロが玄関を開けた瞬間、リードをつけていなかったため勢いよく
外に出てしまった。やばい、どうしよう…。とりあえず母に言うと、
思いっきり怒られた。いいんじゃない?あいつだって自由がいいでしょ。
あたしは、そこまであの仔に執着してなかった。 

―次の日― 
ピンポーン…家のチャイムが鳴った。あたしは玄関へ向かった。
「はい?」
そこには、見知らぬ1人の男の子が立っていた。と思うとその子は、
家にズカズカと押し入りあたしの部屋へ入っていった。
「ちょっと!あんた誰よ!?警察にゆうわよ!」
その子は、あたしの言うことを無視しあたしのベットに横になった。
「な、なんて図々しいの!? やっぱ警察に…。」
あの子があたしを見てる。 ジッと見つめてる。…?あれ?なんかこの感じ
前にも…まさか!? タロ? 嫌々…それは、ない。犬が人間になんて…。
まぁ、ないだろうけど一応やってみるか。
「タロ!お座り!」
我ながら恥ずかしい。 だけど、その子は【お座り】をした。
「ええええ!? タロなの?あんたタロ?」
「うん♡って、あれ…僕喋れてる―!!!すごいなあ!」
「あり得ない…夢よね。こんな事ないもの…うん。」
「すごい!僕喋れてる!楓ちゃん!」
「!? あたしの名前しってる!?ほんとにタロ…?」
「うん!タロだよ。楓ちゃんと喋れてるなんて幸せ!」

なんなの!?何が起こったのよ〜!!!




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