カリンがシノに見せた物は不思議なビンに入った薬だった。
カリン「これは、伝説の秘薬よ。
これを飲めば、呪い=病気を治せるわ。
だけどね…
副作用として、失神してしまうわよ?
どうする?飲む?」
シノは冷たい顔のまま静かに首をふった。
そんなシノにカナヤは木に体をもたれて口元を歪めていた。
カナヤ「いいのか?
治らないぞ?まぁ、俺には関係のない事だがな。」
シノはカナヤを見てあっそと言い、道を歩きはじめた。
後ろからカリン、カナヤ、ヤミーがついて行った。
そして、着いた所は
何も無かった。
カリン「ないよ。
ほんとにここであってるの?」
シノは前に進みクルリと振り向いた。