君が好き。
あの頃の僕はただそれだけで、周りなんてお構い無しに突っ走ってた。
君の気持ちを考えずに僕と同じ気持ちだと思い込んで、
いきがって、
あやまちをかさねて、、
それでも君は僕をずっと見ていてくれていた。
諭すことも、
呆れることもなく、
ただ笑って傍にいてくれた。
それはどれほどつらかった?
淋しい思いをたくさんさせた僕を、
君は笑って許すだろう。
だから僕は、
僕を許さない。
今度こそ君を幸せにできるように、
決して悲しませないように。
あの頃見ていた景色は僕だけのもので、
君には君の世界があったことを、
今だから理解できる。
だから今度は僕にも君の世界を見せて?
お互いの世界を教え合おう。
年をとってじいちゃんになっても、
君の傍にいたい。
君と歩んでいきたい。
今度こそ君を本当に幸せにする。
僕が僕であるかぎり。