…私と一緒に隠れてください…!
私はどうしたら良いのだろう?
このままエイナを捨ててテインに行くか。
エイナと一緒に隠れるか。
シノは疑問を抱え悩んでいた。
そんなシノを見かねていたカナヤはシノの前に立ちきっぱりと言った。
カナヤ「シノ。俺はお前の願いはよく分からない。
エイナと隠れた方がいいじゃんか。
なにもしないよりましだろう。
行くぞ。シノ。カリン。エイナ。」
カナヤはポケットから黒いビンを取り出し、地面に垂らした。
黒い液体は黒い闇となりエイナに降り懸かった。
エイナ「…!!」
なんとエイナはフラリと倒れた。
エイナ「なにを…するんですか…!」
カナヤはエイナを冷たい目で見下ろした。
カナヤ「お前、テインの仲間だろう?」
エイナ「………っ。