そう…父さんは俺が殺したんだ…
…
「へぇ〜〜〜そりゃ幸せそうな家庭だなぁ〜〜」
重は相変わらずニコニコしてヤマトを見つめる。
ヤマトは下手くそな作り笑いをした。
そしたらノック音の後に白衣を着た男性が病室に入ってきた。
「萱島さん、もう一度その子診察しますので。」
「あぁ!先生!お願いしますよ〜名前は一樹君言うそうだよぉ」
重は座っていたパイプ椅子を譲った。
「ありがと。
じゃあ一樹君ちょっと頭触らしてもらうね………」
無事退院したヤマトは重の車に乗り、重の家に向かうのであった。
ヤマトはこの時何を考えていたのか、車に乗り込む際咲いていた花を踏み潰した。