???「誰だ!そこで何している!」
シノははっ!として後ずさった。
カナの顔が強張る。
そしてカナは赤い綺麗な髪を整えると鋭い眼差しをカナ達に向けている偉そうな女性にひざまづいた。
カナ「グレイン副隊長!
この者達が侵入してきていたので捕らえました!」
カナの発言にカナヤが反論しようとしたが、カナにカナ「話に合わせて。」
と言われたので大人しくした。
グレインと呼ばれた者はシノ達をチラリと見た後後ろの大人しそうな女性に言った。
グレイン「マリン様。いかがしますか。」
マリンと言われたものはニッコリと微笑んで
カナに歩み寄った。
マリン「カナ。
この者達を私の部屋に連れてきなさい。
そしてこのことは内緒ですよ?
もしばらしてしまったら……分かりますね。」
マリンは微笑みながら元きた道を戻っていった。
グレインはシノ達を睨んでマリンの後についていった。
カナはふぅと息を吐きシノに言った。
カナ「シノ。お前は神の守り人だったな。
この状態でマリンの部屋に行くのは危険だ。
しかし、マリンは大変なドSだ。
あんな見た目だがな。
だから簡単にナリータに引き渡すことはない。」