バイクが大好きなあなたが私は大好きで、あなたの背中を見てあなたと一緒に風を浴びて、あの臭い排気ガスもいい匂いに感じてた。。。
あなたは嬉そうな顔して『走り行ってくる!』
っていつも同じくらいの時間になるとでかけてたよね!私はその嬉そうな顔をみて、バイクにヤキモチやくくらいだった。
『久しぶりに乗る?』
すごくうれしい一言だった。最後の言葉。。。
家を出て最初のカーブで私は飛んだ。絶対死んだとおもった。
ギュっとつぶった目を開いた。生きてる!あなたが私の頭を抱えてくれたから。
よかった。。。あなたの顔を見た。メットが飛んでる。。。
嘘でしょ?ビックリして涙もでない。
周りがザワザワしてる。見てないで救急車呼んでよ!私は叫んだ。
間に合わなかったね。
寂しいよ。もう背中見れないもんね。。。
追っかけようと思ったよ。でもそれはしない。
だってあなたが助けてくれた命だもん。
捨てられないよ。待っててね、時間はかかるけど、またあなたの背中がみたいから。。。