「よし!じゃあ行くぞ!」
勢い良く投げられたボール。
運動音痴な自分は、取れず、草むらに落ちてしまいました。
「ごめん…」
「大事。(茨城弁で大丈夫)俺取りに行くから待ってて。」
「えっ…自分が行くって…。」
「よく見てみろって、草むらに隠れて見えなかったけど、側溝がある。危ないから俺が行く。」
…優しすぎる。
誰かに優しくしてもらうと、自分も優しくしたくなる…。こんな気持ちが初めて分かった。
キャッチボールを再開した。自分はキャッチはできていたが、腹でキャッチしてる感じで、ジャージに土の汚れがついてしまいました。
すると、そいつは、
わざと自分と同じ所、ジャージを汚して、
「同じだな。」
と言いました。
それから、友達の大切さを知りました。
大切にしよう…って。
でも、そいつと自分は、永遠に修復できないであろうケンカをしてしまったのです。
中2の冬。ほんのワルふざけから、ケンカに発展してしまいました。
どちらも謝れず、卒業して、わだかまりを残したまま、3年経ちました。
3年経った今、自分は動こうと決心しました。
仲直りしようと。
今、現在進行形で、仲直りしようと交渉中。
うまくいけば来週の土曜日、対面する予定。
実はエピソードがもととなって作られたのは、るー6デビュー作「キャッチボール」です。
まぁピンとこない方が多いかもしれませんが。
友達の大切さを教えてくれた人…ケンカしたままじゃ嫌(わがままです…)なので、現在交渉中(。・ω・。)見守っててくださいm(__)m