私はビクッとした。
なぜかと言うと私は…………
100歳を超えているからだ。
契約後、100年以上悪魔界にいたから。
お願い、ルア!早く起きて。
ルア「ん?」
私の願いが届きルアは目を覚ました。
桜は嬉しそうな顔をしてルアに擦り寄った。
桜「ねぇ、ルア君。
リアちゃんの彼氏なの〜?」
ルアははあ!?と驚いて口ぱくで伝えてきた。
ルア(おい。なぜこいつは俺がお前の彼氏だと思っているんだ?)
リア(ごめんなさい。
質問攻めで避ける方法はこれしかなかったのよ。)
ルアはルアにデレデレな桜に咳ばらいをして言った。
ルア「あのね。
すまないが、リアは君に質問攻めされて嘘で彼氏と言ったんだ。」
ルアの言葉を聞いたとたん、桜が陰でにやりと笑ったようなきがした。
桜はルアにうるうるとした目で
桜「ルア君。
私の彼氏になってください!」
突然の告白におどおどするルア。
私は面白くてくすっと笑ってしまった。
ルアは私が笑ったのに気づくと迷惑そうに眉を潜め桜に言った。
ルア「……………ろ。」
桜「あはは。…………えっ?」