RIO-50

メシア 2011-11-18投稿
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12月だ…もうすぐクリスマスじゃん…。

「拓ちゃん〜。」

春姫が俺に抱きつく。ていうか、春姫の部屋にいる。

「んだよ、春姫。」

「今日の拓ちゃん冷たい…。」

「いつものことだろ。」

結局、俺は春姫と付き合ってる。完全に体で選んだよ、俺。

「ねぇ、拓ちゃん。いつやるの?」

「何を?」

「え〜きまってるでしょ?」

春姫の目がうるうるしている。

「え〜と?」

「拓ちゃんのばか。」

今度は膨れっ面。

「はいはい、わかってるよ。セックスだろ?そのうちな。」

「やだぁ〜今すぐ。」

春姫が俺に抱きつく。うわ、谷間が…。

「何で?いますぐ?」

「子供欲しい…学校やめてもいい。」

「何でだよ、春姫…?」

春姫は泣き出す。

「だって、春姫のママもパパも春姫のことをほったらかしで寂しいもん…。」

確かに、いつも家にいない。

「拓ちゃんがいいの…。」

どうしよう、どうする俺。

「寂しい?」

春姫が頷く。

もういい!!こいつは俺の彼女だ。

「わかったよ、やってやるよ!」

「わ〜い、拓ちゃん大好き〜。」

俺はこれでいいのか?
まぁ、いいか…。





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