RIO-54

メシア 2011-11-21投稿
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秀護は紫音さんの荷物を全部持ってる。

「秀護、手伝う?」

「いいよ、大丈夫。」

いいなー紫音さんと仲良しで。

「仲良しだね、紫音さんと。」

「うん、家隣だし。」

「ふーん。」

何となく、聞いてみようかな。

「秀護って紫音さんが好きなの?」

「うん。」

「え?」

秀護の顔が赤くなる。

「違うからな、好きとかそうゆうのじゃなくて!!」

いやいや、顔が赤いだろ!

「ふーん、好きなんだぁ、紫音さんが!」

秀護はかなり否定している。

「違うからな!!俺は李将は好きだけど好きじゃない!」

「意味わかんねぇよ!」

「だから!!」

「秀護くーん。」

紫音さんが戻ってきた。

「あ、李将。」

「友達いたから、そっちいっていい?」

「あ、わかった。」

「ごめんね、買い物に付き合わせて。」

「いいよ。暇だったし。買ったやつ永輔に渡しとくよ。」

秀護は紫音さんに鞄だけ渡した。

紫音さんはありがとうと言って走って行った。


「さて、秀護君話の続きを。」

逃げようとする秀護を捕まえて俺は連行した。

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