秀護は紫音さんの荷物を全部持ってる。
「秀護、手伝う?」
「いいよ、大丈夫。」
いいなー紫音さんと仲良しで。
「仲良しだね、紫音さんと。」
「うん、家隣だし。」
「ふーん。」
何となく、聞いてみようかな。
「秀護って紫音さんが好きなの?」
「うん。」
「え?」
秀護の顔が赤くなる。
「違うからな、好きとかそうゆうのじゃなくて!!」
いやいや、顔が赤いだろ!
「ふーん、好きなんだぁ、紫音さんが!」
秀護はかなり否定している。
「違うからな!!俺は李将は好きだけど好きじゃない!」
「意味わかんねぇよ!」
「だから!!」
「秀護くーん。」
紫音さんが戻ってきた。
「あ、李将。」
「友達いたから、そっちいっていい?」
「あ、わかった。」
「ごめんね、買い物に付き合わせて。」
「いいよ。暇だったし。買ったやつ永輔に渡しとくよ。」
秀護は紫音さんに鞄だけ渡した。
紫音さんはありがとうと言って走って行った。
「さて、秀護君話の続きを。」
逃げようとする秀護を捕まえて俺は連行した。