私は、恋なんてしないと思っていた。
夢のまた夢で…
彼氏がいる友達を見ると羨ましくなって…
でも、私は恋をした。
とてもとても切ない恋を…
それは、中学生に入学した日のこと
3月11日、東日本太平洋沖地震が起きた。
そのおかげで中学の入学式は遅れてしまった。
仲のいい仲間とクラスを調べて、新しいスタートを切った
「あー、同じクラスだねー♪」
「本当だぁ!!!!よかったね♪」
〜 入学式〜
「あー、暇だ〜、ねぇねぇ!」
「ん??なぁに??」
「暇すぎね??校長先生ウケるし」
「たしかにー!!!」
こんなささいな話もいつも以上に楽しかった。
入学式も終わり、クラスに入り違う小学校の人とメアドを交換した
私の恋が始まったことも知らずに…
違う小学校のAちゃんと私はメールした
その子からいきなり
「男子とメールしてる??」
ときた。
私は
「したことないよ!!」
と送った。
そしたら、
「教えようか??」
ときた。
私は
「教えて!!」
と送った。
これが私の恋の始まり。
その子に教えてもらった男の子のメアドを登録し、メールを送った。
その日に彼を好きになりました。
次の日からささいなことで話したりした。 いつも面白い話をしてくれた。
ある日友達に彼のメアドを教えてときた。
私は彼に聞き、友達に教えた。
友達は私が彼を好きなのを知っている
絶対取らないだろうと思っていた。
なのに…なのに…。
次の日、お昼休みから帰った私の机に一通の手紙が。
私はいつもの手紙なんだろう!と思い何気なく手紙を開けた。
そこに書いてあったのは
私もSくん好きになった。ごめんね
と…
涙が出そうになった。
信頼していた友達が彼を好きになってしまった。