〜第2話・過去2〜
中学校三年になって、日が過ぎた頃、事件が起きた..
いつもの朝、私は学校に来た。
ん?教室がいつもより騒がしい?
ハルヒが教室に入った。すると、クラスが一瞬で静かになった。
皆の視線が痛い。
なんなの皆して...
ハルヒは席に向かった。
「え...」
ハルヒは言葉を失った。
机にはゴミが散らばっていて、落書きが書かれていた。
≪死ね男好き≫
机に書かれた文字が頭の中を埋めつくす。
「なにこれ...」
ハルヒが呆然としていると、
「ハルヒ?何してんだ」
「竜...」
竜はハルヒの机を見た。
「なっ...」
竜は机を見て、拳を震わせた。
「なんだよこれ!!誰がやった!」
竜の罵声が鳴り響く。
教室が静まり返る。
「竜...」
竜は机のゴミを可他片付けて、落書きを消しはじめた。
竜...どうして..
ハルヒは涙をこぼした
「大丈夫だからな?」
「うん!」
私は笑顔でこたえた。
「あ..カナ」
「ハルヒ大丈夫?」
「うん..ありがとう」
そして、そのまま授業をうけた..
だが、その日を境にイジメはひどくなった。
上履きを隠されたり、誰かに押されて階段から落ちそうになったり、日に日にイジメは増していった。
「いったい誰が..」
竜は怒っていた。
「私、明日早くに学校行く」
「なら俺も..」
「竜はいい..いままで支えてくれた」
「ハルヒ....俺お前の側にいるからな」
「うん...」
次の日、
早く来すぎた?
ハルヒは廊下の角に潜んだ。
「あ...」
朝一に来たのは...
カ...ナ...?
カナはハルヒの靴箱をじっとみて、
「!」
ハルヒの靴箱にゴミを詰め込んだ。
「カナ!」
ハルヒは叫んだ。
カナはゆっくりとハルヒを見た...いや..睨みつけた
「カナどうして...」
カナは笑った
「わかんないの?本当に..」カナは笑った。
「本当に馬鹿だねあんた!!!」
カナは怒鳴った。
「なんでこんなこと」
「あんたが悪いのよ!私が竜の事好きなの知ってるくせに!私の前でイチャイチャしやがって!」
余りのカナの変わり様にハルヒは驚いた。
つづく