貴方に...*第11話*

†Haruka† 2011-12-17投稿
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〜第11話・悪夢の始まり・〜

ハルヒは空にストラップをかざした。ストラップは揺れる度にキラキラ輝いていた
♪♪♪
メール...
メールの相手は海斗だった
『ハルヒちゃん!星スゲー綺麗だよo(^-^)o』
海斗も見てるんだ...海斗も同じ星を...
ハルヒは少しだけ海斗と繋がっている事に嬉しく思っていた

次の朝、風邪が治ったハルヒは学校に向かった
いつも通りに登校していたハルヒは違和感を感じていた
「マジで〜?」
「男好きなんだね〜」
と、いろんな女子がハルヒを見ながらコソコソ話をしていた
何でみてくんの?
ハルヒは疑問に思いながら靴箱を開けた
「え?」
ハルヒは呆然としていた
ハルヒの靴箱の中にはゴミが大量に入っていた
何...これ
「ハルヒちゃん大丈夫〜?」
「かわいそう〜」
ハルヒに近づいてきた二人組の女子はクスクス笑いながらハルヒに話し掛けてきた
「誰がやったんだろ〜?」
「マジでかわいそう〜」
始まった...何でこうなんだろ..もし神様がいたら絶対私の事嫌いだな
なら勝負してやる...
「ねぇ大丈夫〜?」
「大丈夫じゃないでしょ〜」
笑いながら話す女子にハルヒは睨みつけた
「いきなり何話し掛けてくんの?てか誰あんたら」
ハルヒの突然の言葉に女子達は怯んだ
「もう知ってるから。どうせあんたらがやったんでしょ」
女子はハルヒを睨みつけた
「あんたが悪いんだよ。大人しい顔しときながら海斗先輩に手ぇ出しやがって」
「そうだよ。海斗先輩も変なのよ。こんな女に騙されて...ちょっと呆れた」
海斗をけなす女子にハルヒは思い切りぶん殴った
「いた...!」
「大丈夫?!ちょっと何すんの!?」
「うるさい!私の事は悪く言っていい!でも海斗の事悪く言ったら許さない!」
ハルヒは力強く怒鳴った
その時
「ハルヒちゃん?」
「海斗...」
「どうしたの?」
「海斗せんぱぁい!この子がいきなり殴ってきたんです!」
「え..」
海斗はハルヒを見つめた
「ちがっ...」
「うぁ〜ん!いたぁい!」
突然殴られた女子が泣き出した
「痛い?とりあえず保健室行こう」
海斗は女子の手をとった
「海斗...」
あぁやっぱりこうなっちゃうんだね
ハルヒは走り出した
つづく

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