私が起きたのは夜だった。
「ふぁ〜。」
流石に秀護君は帰ったかな?
って思ったら、秀護君がベッドの下で寝てた。
「秀くん?」
「ん…李将?」
「うん、李将だよ。」
秀くんは眠そうな顔。
「具合は?」
「大丈夫ー元気!」
「よかった。」
秀くんが笑ってくれる。なんだか嬉しい。
「てか、秀くん夜なのに帰らなくて大丈夫?」
「ん〜じゃ、そろそろ帰る。」
「うん、じゃあね。」
「無理すんなよ。」
「分かった。」
秀くんは帰っていった。
「李将ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
将悟君が部屋に入ってきた。
「大丈夫かー!?」
私に抱きつく。
「もうっ離れて!」
「ガーン、李将に拒否されたぁ!!」
「私、寝る!!」
「え、李将お喋りしよ!」
「やだ!!」
私は布団に潜る。
もう、何で将悟君にバグされるの!?
バグされるなら秀くんがいい!!
あれ、私何でこんなこと思ってるの?
秀くんは幼馴染みで、お兄ちゃん見たいで、大好きで、あれ、あれ、あれあれー!?