君に恋して355日たった、あの日……
私は勇気をだして告白した。
君に想いは伝わったかな
返事も聞けないまま…
君は私の前からいなくなったね。
彼の名前はすずきたく。
当時中1だった私たちはまだ恋の仕方もわからなくて…
何もかも初めてだった。
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4月。クラス発表も終わってしょんぼりして1年1組の教室に入った。
仲良しだった柚とも当然クラスは離れて…
ボーッとして席に座ったら誰かが肩を優しく叩いた。
恥ずかしがりやっぽい、つんとした小さい男の子が私のハンカチを持っていた。
何も言わなかったけど、耳まで赤くなっていた。
何だかかわいい。
私はハンカチを受け取って笑いながらありがとうと言った。
そして頑張ろうって思った。
柘くんとはすぐに仲良くなった。
柘くんは不器用でつんとしてて…だけどすごい恥ずかしがりやなの!!
いつの間にか柘くんを好きになっていく自分がいた。
つづくー