真代「愚か者には絶望を見せてあげる。
誰にしよう…」
真代はシノ達を見た後、ふふっと笑い指を指した。
真代「カナヤ・レオルターナ。
あなたよ!
闇の誘い(ブラック・レオタ)!」
カナヤに向けて黒い光線が飛び、カナヤの身体に入った。
すると、カナヤの身体から闇が溢れ、カナヤは苦しそうに膝をついた。
カナヤ「くっ!はぁはぁ…
っ!なにをし…たっ!」
カナヤが真代を睨みつけた。
そしてシノ達が駆け寄った。
シノ達は今の状況を理解していなかった。
シノ(カナヤから、溢れる闇…。
この、魔法をどこかで見たことあるような…。)
真代「あははははは!!
なにもできなくてただ、呆然と立ち尽くすだけ…。
本当に愉快!
でも、まだよ…!
まだ、地獄は終わらないわ!
シュラン兄様を苦しめた罰…!
存分に味わえ…!」
真代は憎しみに満ちた目でカナヤを見た。
カナヤ「シュランの生き別れの妹か…?
ぐっ!なぜ…猫神になっている…!」
真代「私は猫神ではない。
記憶を操っていただけ。」
真代の言葉と同時に奈々とまこが頭を抱えうずくまった。
奈々「うう…。」
まこ「頭が痛い…。」
そのまま倒れてしまった。