精霊の守り人22

ひびりん 2011-12-31投稿
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真代「愚か者には絶望を見せてあげる。
誰にしよう…」

真代はシノ達を見た後、ふふっと笑い指を指した。

真代「カナヤ・レオルターナ。
あなたよ!
闇の誘い(ブラック・レオタ)!」

カナヤに向けて黒い光線が飛び、カナヤの身体に入った。
すると、カナヤの身体から闇が溢れ、カナヤは苦しそうに膝をついた。

カナヤ「くっ!はぁはぁ…
っ!なにをし…たっ!」

カナヤが真代を睨みつけた。
そしてシノ達が駆け寄った。
シノ達は今の状況を理解していなかった。

シノ(カナヤから、溢れる闇…。
この、魔法をどこかで見たことあるような…。)

真代「あははははは!!
なにもできなくてただ、呆然と立ち尽くすだけ…。
本当に愉快!
でも、まだよ…!
まだ、地獄は終わらないわ!
シュラン兄様を苦しめた罰…!
存分に味わえ…!」

真代は憎しみに満ちた目でカナヤを見た。

カナヤ「シュランの生き別れの妹か…?
ぐっ!なぜ…猫神になっている…!」

真代「私は猫神ではない。
記憶を操っていただけ。」

真代の言葉と同時に奈々とまこが頭を抱えうずくまった。

奈々「うう…。」
まこ「頭が痛い…。」

そのまま倒れてしまった。



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