★Rio★ー9

メシア 2012-01-01投稿
閲覧数[362] 良い投票[0] 悪い投票[0]

莉緒はお風呂に入ってから、二段ベッドの上で河合がくれた物を見てみた。封筒の中に中学校のネームプレートが入っていた。
『華山中 河合直輝』
プレートの裏に文字が書いてあった。
『内村莉緒が大好きだ。』と書いてある。
莉緒はかなり驚いた。

栄祐「莉緒ー。」

栄祐が部屋に入ってきた。莉緒はネームプレートをポケットに隠す。
栄祐は二段ベッドの下に寝っ転がる。

栄祐「今日、河合といたよね?」

莉緒「うん。」

栄祐「河合さ、今月中に引っ越すんだって。」

莉緒「え!?」

莉緒は始めて知った。

栄祐「だから、俺達が祭に誘ったのに。」

莉緒「ふ、ふーん。」

莉緒はどう反応したらいいかわからなかった。河合のネームプレートを見ると、河合の気持ちが伝わってきた気がした。莉緒の初恋は叶ってはいたが、相手にピリオドを打たれたような気がしたので莉緒は連絡しようともしなかった。ネームプレートは滅多に開けない宝箱に入れた。



何故河合と莉緒が二人きりになれたかというと、実は河合が莉緒に気持ちを伝えるために大騎と菅原が仕組んだ作戦だったんですがね!



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「メシア」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ