シノ「ライト・クリア!」
シノは意識があるうちにライトクリアを使い、瑞豊を追い出した。
瑞豊「きゃ!」
瑞豊は勢いで、しりもちをついてしまった。
シノはその隙を見逃さなく、すぐさま、魔法をかけた。
シノ「ライト・クリア・ミシカ!」
シノの手に溜まった、光の玉が瑞豊に当たった。
瑞豊「やめて!
消えてしまうわ!
きゃあああああああ!!」
瑞豊は闇になり霧辺した。
シノ「はぁはぁ…
そうだ、カナヤを助けなければ。
カナヤ!」
カナヤは氷を割りながら殺気をシノにむけた。
カナヤ「ぐぉぉぉぉぉ!
ヨクモ…ヨクモォ!
コロス…コロス…!
ギャオオオオ!」
すでに、完全に闇に支配されていた。
魔獣のように、床に這いながらシノのほうに歩いてきた。
カナヤの髪は闇に染まり、髪の間から赤い、殺気に満ちた目がシノを見ている。
シノ「カナヤ!
もう、完全に意識は闇に支配されているのね。
いいわ。
もう、私も身を傷つける覚悟で禁断の魔法で戻してあげる。」
カリン「ダメよ!
あの魔法は、暴走する可能性があるのよ!」
シノ「いいわ。
カナヤを助ける為なら。」