栄祐はごみ袋を貰いに保健室へ行った。
栄祐「失礼します、ごみ袋下さい。」
保健室に入ると菅原がいる。
栄祐「お前…どこいってたんだよ!?」
菅原「やぁ。」
菅原は右手をあげる。鼻血が出たから保健委員会の女子に手当てしもらっている。菅原は何気に女子に人気なのだ。
栄祐「ごみ袋下さい。」
『勝手に取れば?』
菅原の回りに女子が五人くらいいて、栄祐は皆に相手にされない。栄祐は自分で取りに行く。
栄祐「菅原。戻るぞ!」
菅原「みんな、ありがとね。」
菅原はウィンクした。女子がキャーキャー騒ぐ。二人は保健室を出た。
菅原「ウィンクするとみんなあんな風になるんだよなぁ〜。」
栄祐「へー。」
菅原「莉緒ちゃんにはきかないんだぁ〜。」
栄祐「へー。」
栄祐にはどうでもよかった。