★Rio★ー18

メシア 2012-01-06投稿
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-内村栄祐(ウチムラエイスケ)6歳-

栄祐「バラバラに暮らすってこと?」

母親「そう。」

栄祐は言っている意味は分かっていた。
母親は莉緒と、父親は自分と暮らすということ。

莉緒「栄ちゃん、じゃあね。」

栄祐「りっちゃん、じゃあね。」

普通な挨拶。まだよくわかっていない頃。手紙を出すと約束した。
莉緒は新しい父親と暮らし始めた。
栄祐は父親と暮らし始めたが、すぐに父親の妹夫婦に預けられた。預けられたという感じはしなく、栄祐は楽しかった。叔母夫婦は自分を本当の子供のように可愛がってくれた。最も、自分がそこの養子になってたなんて知ったのはもっと後だったが。
隣の大騎と仲良くなった。そんなことを手紙に一杯書いて、一杯一杯手紙を出した。

莉緒からは1通も返ってこなかった。



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