9市目でした。今回は茨城県古河市。
わざと茨城県と書いたのは訳があって、茨城の主要道路は国道50号線(北関東を横断)、主要鉄道は常磐線(茨城を縦断)
しかし、古河の主要道路は国道6号線(埼玉、栃木と繋がる、古河を縦断)鉄道は宇都宮線(埼玉や栃木と繋がる、ちなみに茨城県で唯一宇都宮線が停まる市)
これらを比較すると、古河市は茨城県ですが、栃木や埼玉のほうが繋がりが深い市と言えます。
大宮まで30分弱なので、市民の買い物はもっぱら大宮。そのせいか、宅地開発が進み、人口14万人の都市です。駅前にはタワーマンション。建設中のビルもちらほら見られます。
古河の名物といえば、毎年春先に開催される「古河桃まつり」。
渡良瀬川沿いで行われる祭りで、毎年多くの見物客で賑わいます。
古河駅前を見てみても、「常陽銀行」や、「筑波銀行」といった茨城の銀行の他に、「栃木銀行」や、「足利銀行」、「埼玉りそな銀行」など、さまざまな銀行が古河に支店を置いています。
古河の人は、他県との交流が昔から盛んなせいか、標準語を話す人が多い傾向があります。
また、天気予報も、茨城ではなく、栃木や埼玉を見ている人が多いとのこと。茨城の西、夏暑く冬寒い熊谷みたいな気候なので、海沿いの都市だけしかない茨城の天気を見てもピンと来ないのでしょう。
次回は「筑西市」