*前作の続きです。
LASTSTORY
すてきな三角関係
ぱっつぁんは誰が好きなんだろ…。
なんかいきなり気になってきた。
もし俺だったら…。
って俺、最近頭おかしくなってるな…。
それはきっと、ぱっつぁんがこないから。
そう…。
最近ぱっつぁんは塾に来ない。
俺は、前に聞いた会話を思い出した。
和知
「雨宮ぁ〜!お前の好きな人って誰?」
ぱっつぁん
「お前…」
(山ちゃんは聞いていなかったが本当は「お前…なんてこと聞いてんだよ。」と言った。)
えっ!え〜!
もしや、ぱっつぁんの好きな人ってまさかの和知!?
あの日は…。
はぁ…。
その時和知にいきなり押し倒された。
和知
「お前…。雨宮のコト好きなのか!?」
山ちゃん
「えっ!?なんで…?」
和知
「お前は見ててわかる。何年もみてきたからな。」
山ちゃん
「はっ!?」
…ポタッ…ポタッ…
和知の目からいきなり涙があふれた。
山ちゃん
「っ!!冷たっ!!なっ…なんだよ!!いきなり!!」
和知
「ごっ…ごめん。」
和知は自分の親指で俺のほっぺをこすった。
そして言った。
和知
「俺に…グスッ…俺にしとけよ…。」
ガチャっ!!
勢いよくドアが開いた。
ぱっつぁんだった。
ぱっつぁん
「お前ら、なにしてんの?」
俺は無我夢中で和知をどかしてなかったことにした。
でも、無駄なことだった。
ぱっつぁん
「和知っ!!ちょっと…来て?」
和知
「はっ?なんで?」
ぱっつぁん
「いいから!!」
俺は後をつけていった。
ぱっつぁん
「和知…。お前、山崎のこと好きなのか!?」
和知
「はっ?なんで…。」
ぱっつぁん
「さっきのやつ、全部聞いちゃった…。紗彩達に教えたら…フフフッ…どうなるかなぁ…((ニヤリ」
和知
「ヤメテっ!!それだけは…。」
ぱっつぁん
「じゃあ今から言うことちゃんと聞いて?」
和知
「なっ…なんだよ…。」
ぱっつぁん
「お前が好きだ!!」
和知
「えっ!?」
…やっぱり。
俺は泣いた。忘れたかった。どうやら和知はOKしたらしい。
神様はいつでも俺を不幸にする。
俺の恋ははかなく散っていった。
END
あとがき
とうとう最終話が終わりました!
いままでのご愛読ありがとうございました!!
今は、急いでぱっつぁん編を書いてるところです(^-^)/
出来上がり次第また載せたいなと思ってます。
そのときはまたよろしくお願いします。
ありがとうございました!!