カナヤの周りに黒い炎が溢れ、カナヤを包もうとしたとたん!
黒い影がカナヤをなぎとばした。
カナヤ「ぐあ!」
そのひょうしにカナヤの首に取り付けられていた機械が砕けた。
カナヤ「うぅっ…
俺は一体なにを…
シノ!」
シノ「カナヤ!
目が覚めたのね!」
???「お前の様な出来損ないにシノを捕まえる事はできない。」
カナヤへ冷たい視線を向ける黒いローブを纏った一人の少女。
ピンク色の綺麗な髪をしているが、冷たい目でカナヤを見ている。
奈々「ミ、ミオ様!」
???「私はミオではない。
メルディだ。
お前達が捜している猫神、ミオの身体を乗っ取っている。
シノを捕まえるのは私だ。」
メルディはシノに手を向けると紋章が現れ、紋章から黒いつるがシノに絡み付いた。
シノ「うぅ!
離して!」
メルディの瞳が赤く光るとシノはだらんと倒れた。
カナヤ「シノになにをした!」
メルディ「催眠さ。
私の能力は催眠。
催眠で、シノを眠らせた。」
メルディはシノを抱えると、消えた。
メルディはナリータの所へ瞬間移動した。