僕を無視して世界が通り過ぎてゆく
海の青も
夕焼けの赤も
森の緑も
ただの色として目の前を通り過ぎてゆく
「おはよう」の言葉も
「ありがとう」の言葉も
「愛してる」の言葉も
ただの音として耳を通り過ぎてゆく
コーヒーの香り
金木犀の香りも
女の香水の香りも
ただの匂いとして鼻を通り過ぎてゆく
何も何も何も感じない
キミをなくしてから
僕だけをひとりにして世界が通り過ぎていくんだ
通り過ぎて…