君がいつものように笑っている
申し訳なさと、情けなさが込み上げる
君の料理がうまくて
その寝顔がいつものようにこっちを見ている
いつまでもこんな景色を守ると
誓ったのは嘘じゃない
でもあなたを好きになってなった
この夜の事はきっと後悔はしない
一緒にこの列車に乗ってすべてを捨てよう
あなたの不器用すぎる手を今度は離さない
朝目覚めたとき
もう愛する人はいない
その手には誰もいない
残された人にあるものは
思い出と愛と。