眠れなくて
布団の中で怯えてた
眠りたくて
また目を閉じてみた
それでも眠れなくて
布団から逃げ出した
怖い夢を見て目が覚めた
目が覚めても暗くて
ひんやりしてて
夢の続きのようで
テレビをつけ部屋を暖めた
電気は付けず
テレビとストーブの灯りだけ
冷えた体は暖まり
怯えた心は緩んでく
またビッグスターが逝ってしまった
うとうとしていく中その人の事を想う
寒かったのも怖かったのも忘れてく
この薄暗く暖かな場所で
また眠りに落ちてゆく
朝目覚めたらこう言うんだ
「最悪の夜だった」
うとうと気持ちが良かったのにこう言うんだ
「最悪な夜だった」