†BlackWorld†

ひびりん 2012-02-26投稿
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真理「いたたたたた……。」

どこ、ここ?

周りを見渡すかぎり、不思議な植物が周りいっぱいに生えている。

千尋「うーん…。あれ?どこ?」
樹花「……………。」

なぜか、樹花だけ目を覚まさない。

真理「樹花?樹花!?」
千尋「樹花!大丈夫!?」

私達は樹花の体をゆすってみたけど樹花は目を覚まさない。

???「その娘はBlackEnergyに取り付かれている。
その娘の傍にいると危険だ。離れろ。」

えっ?
私達が振り返ると青い綺麗な翼をはやした男の人がいた。

真理「だ、誰ですか!」

???「私の名前はリュウ。
お前達こそ誰だ。なにしにきた。」

千尋「なにしにきた…ってBlackWorldに行きたいから本に黒い石を置いたらここにきたんだけど…。
なんであんた翼がはえてるの?」

リュウは驚きの表情を浮かべたかと思うと笑いだした。

リュウ「はっははははは!!
お前達馬鹿じゃないのか?
BlackWorldに行くだって!
ははははは!!面白い!!愉快だ!!」

リュウに馬鹿にされ千尋のプライドが傷ついた。

千尋「なんですって!
あんた!ムカつく!BlackEnergyとか意味不なこと言っちゃって!
なによ!BlackEnergyって!」

BlackEnergyと聞いた瞬間リュウは笑うのをやめた。

リュウ「そうだ…!
その娘のBlackEnergyを取り除かなければ。」

リュウが不思議な扇子を取り出すと樹花の頭に乗せようとした時!

樹花「させない……。」

樹花とは思えない虚ろな声で言うとゆらりと立ち上がった。

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