「希望の光1(3)」

美穂 2012-03-02投稿
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出産「…!…わかりました。すみませんが、旦那さんに伝えないといけません」

そして…旦那は妻の意志を聞いた。すると

A旦那「そんな…やめてくれ!子供が産めなくてもいいから…お前を失ったら…俺…俺が…死ぬから!俺の命あげるから!妻を助けてくれ〜」

旦那は怒り悲しみ、壁を叩きはじめて泣きはじめた

「…涙を流している、さっきも女は涙を流していた…なんだか心が……この気持ちはいったい」

そして…妻の命と引き換えに赤ちゃんは産まれた…だが、旦那は赤ちゃんを抱くことが出来なかった

そして…病院の屋上に行き

『!、さっきの男の死の時間が出た!あと2分後だ!』

「あの俺にかけるしかない!任務開始だ!」

屋上に来た旦那は

A旦那「…お前がいない人生なんて…いらない…待ってろ。いますぐ…お前のもとに…行くから」

屋上から落ちようとしていた旦那のまわりの時間が止まった。そして…

「貴様に【希望の光】を授けよう。」

A旦那「誰だ…」

「アナタに1度だけチャンスをあたえます。妻を助けられるかも知れません」

A旦那「助けてくれ!」

「1度だけ戻りたい【過去】に行けます。いつに戻りたいですか?」

A旦那「じゃあ…前に戻してくれ…お願いします」
「了解しました。では戻ります【希望の光】よ。この者に1度だけ神からの希望をあたえたまえ」
旦那は子供を授かる前に戻った

A旦那「お前は昔から身体が弱いから、子供を産むのに耐えられる身体か見てもらおう」

A妻「そうね」

病院で見てもらうと、残念ながら耐えられる身体ではない事が判明した

妻は声をあげてないた
旦那は優しく妻を抱き締めた

A旦那「俺はお前がいてくれたらそれだけで幸せだ」

A妻「…ア…ナタ!ごめんなさい…ごめんなさい」
この夫婦は2人とも生きる結果になった…だが、産まれてくるはずだった子供は救えなかった

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