まさるは編集者だから作家の原稿がほしい。ほしいが、作家は逃げてしまった。編集長に電話したらもう間に合わないお前が書けと言われてしまった。まさるは仕方なく、パソコンとにらめっこした。
｢正直、下ネタが多すぎる｣
まさるは確かに文芸雑誌の編集者をするくらいだから割と文才はある。しかし、すぐに下ネタに走ってしまう。まさるは独身だから欲求がたまってる。雑誌には割と女性読者がいるからあまりに過激な下ネタをやると部数が落ちてしまう。
まさるは、竹刀を振った。邪念を振り払おうと必死だ。
まさるは、なんとかして、原稿を仕上げ、雑誌は無事出された。
のちに読者から手紙があり、下ネタの部分は最高に面白かったけど、他のシーンがだるかったと書かれてあり、まさるはガックリしてしまった。
ガッデム！
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