はぁー。はぁー。
やっと着いた。
ここが桜南高校。
あたしが今日から通う高校。
やっぱあたしの足、すごいな。
思ったより早く着いた。
まあ、小さい頃から足の速さだけは自信あるからなぁ(*´∇`*)
幸穂「杏里!!遅刻したくせに何ニヤニヤしてんのよ!!」
私「へ??あっ、幸穂じゃん♪おはよぉさん♪」
幸穂「また、あんたはのんきなことを。てか、早く行くよ!!入学式始まっちゃう」
ってことで、入学式?
先生「相川幸穂。」
さきほども出て来ました。
あたしの大親友の相川幸穂。
中学生の時に、出席番号が近いことが2人が仲良くなった理由の1つだ。
幸穂は、中学の同級生の彼氏がいる。
先生「相原杏里。」
あたしだ。
桜南中学校を卒業し、今日から桜南高校の生徒になる。
ちなみにあたしは彼氏がいない。
幸穂「入学式、あっという間だったねぇ。もっと和宏と見つめ合っていたかった?」
和宏、、、、、、幸穂の彼氏。
私「入学式まで彼氏とラブラブかよ?幸せそうで、何よりです。」
幸穂「呆れないでよぉ(>_<)杏里も好きな人作ればいいじゃん!!」
えっ!?
何言ってんの!?
好きな人どころか、友達もできてないっつーの(--;)
私「じゃあ、つくるよ。こんなあたしでも、イケメンな彼氏をつくってやるよ!!」
あたしは冗談で言ったつもりなのに、、、、、、。
夢みたいなことが起こるなんて思ってもいなかった。