私「さ〜ち〜ほ〜♪」
すぐに報告しないとと思い、幸穂を呼んだ。
幸穂「何よぉ??今日は気分上がってるぅ??」
私「もう上がりまくりよ?実は、もう好きな人できちゃった?」
あたしはほっぺを赤く染めて言った。
幸穂「やったじゃん!!杏里のことだから、当分先になると思ってたのに?次の日にね!!」
私「すごいでしょ??あたしを馬鹿にすんな!!?」
幸穂「んで、そのお相手は誰なのよ??」
ん??名前何だったかな?
女「赤瀬大悟くーん!!屋上で女子が呼んでるよ!!」
大声で呼んでいる女子。
っていうか、大悟に告白かな?
クラス男子「ヒューヒュー?告白か!!」
大悟「ちげーよ!!まあ、行ってくらぁ。」
幸穂「気になるねぇ!!まあそれは置いといて、、、、、、。杏里、好きな人誰なの??」
こんな場面の中、あたし言わないといけないのか?
気まずっ!!
でも、大親友の幸穂に隠す訳にもいかないから、あたしは口を開いた。
私「赤瀬大悟です。」
幸穂「いいじゃん!!いいじゃん!!」
否定されるとばかり思っていたあたしは、
私「嘘でしょ〜〜〜〜!!!!!」
大きな声で言ってしまった。
クラス男子「赤瀬が告られるのが嫌なのかぁ???」
クラスの男子、勘違いしてる。
あたしはそれで大声を出してしまったのではない。
私「そんなことじゃないから。まあ、大きな声を出して、すみませんでした。」
クラスのみんなは、なーんだという顔をしてた。
けどけど、そんなのあたしには関係ないんだ。
私「だったら幸穂、応援してくれるの??」
あたしは幸穂の顔を覗いた。
幸穂「もちろん。だって好きなんでしょ!!」
私「好きだよ♪あんなカッコいい人が同じクラスだなんて?あたし照れちゃうわ?」
幸穂「これが恋する乙女ってやつのいい例だ。」