ポップコーンとマシンガンー6

をん 2012-03-29投稿
閲覧数[416] 良い投票[0] 悪い投票[0]



弾かれたんだ
世界から。


飛んで

爆ぜて

火花を散らして。





そう
ポップコーンのように

マシンガンのように。



けたけた笑ってやるよ。




ムイムイの耳が
風になびく。

頭の更に上に付いている
怪獣の耳が。


ふと僕は
耳の長い怪獣なんて
居たっけな
と思った。

もしかしたら
この着ぐるみは
兎なのかもしれない、と。


そんな事は
死ぬほどどうでもいいし
死んでからもどうでもいいのだけれども。


とにかく僕は
ぶっぱなす。


後ろに向けて

マシンガンを。



ムイムイが運転して
僕が狙撃する。


いつも通りの
行幸だ。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「をん」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ネ申盛れるカラコン
激安1日98円


▲ページトップ