「若！どぅされはったんですか」
「あぁ、校庭でな、かつあげの仲裁に入ってたらタコ殴りや」
「若も成長しはりましたなぁ」
というもの
いつかあのガキどもを湾に沈めたると強く思いながら我慢してたから、成長はしてなかったな笑
「若、明後日は文化祭ですな」
「ぉぅ、そないみたいやな」
文化祭なんやら興味は全くなかったものの、
準備やらに駆り出されていた。
担任のおたんこなす野郎に無理矢理にな。
そして文化祭の前日準備。
「こら、さとる！はやくｽﾋﾟｰｶｰ運んでくれない？」
なんじゃこのおたんこなすがぁぁぁ！いつから俺を馴々しくよびよるねん！と思いながらｽﾋﾟｰｶｰを運んでいたとき
「すいません、先生方、至急、職員室にお戻りください」
と校内アナウンスが響き渡った。
そして準備が終わり
帰ろうとしたとき、
「暗いから、一緒に帰ろう？」と、りほが誘ってくれて
「う、う、うん」と緊張気味で一緒に帰ることになった
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