「ったくー、イチャついてんじゃない!」 タケルが大声を上げた。 「タケル、なんで怒ってんのー?」 林がキョトンとしている。 「な…なんでもねえ!」 林に見つめられると照れるようだ。 『林!放課後な!』 俺が言うと、林は、にこりとうなずいた。 みんなの林が、俺の彼女になった。 嬉しいが、少し不安でもあった。 林は俺のどこがいいんだろう? 素朴な疑問を自分にぶつけていた。
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