俺はこれにはなりたくなかった第1話

YUUNA 2012-04-09投稿
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俺の名前は神宮伊月《かんのみや いつき》男、16歳。現在の時間、朝6時、部屋には一人の・・・・・・・・・・女の子が。


あれ?ちょっと待てよ、俺は男だったよな。ずっと気付かないほどバカではないよな。実際、学年5位だし。まさか夢!?(ギュウー)
イタタタタ!?
じゃあこれは現実?
「何なんだよこれ・・・」コンコン
「お兄ちゃん起きてる〜?・・・って誰?」起こしにきたのは妹の彩月《さつき》14歳だ。「俺だ、お前の兄ちゃんだ」
「私に女のお兄ちゃんは居ないよ!!誰!!」
「信じてもらえないみたいだな。」
「当たり前だよ!お兄ちゃんをどこにやったの!?」
「しょうがない、お前が小学四年生の時に・・・『すいませんでした。お兄ちゃん』・・・わかればよろしい。」ドンドンガチャ
「ちょっと伊月、彩月いつまで、部屋にい・・・る・・・の・・・・・誰?」怒鳴り込んできたのは、母の美月《みづき》である。
「あなたは伊月の彼女さん?」
「母さん、俺だ、伊月だ。」
「もしかして…あなた伊月!?」
「そうだけど?」
「か」
「か?」
「可愛いわこの子!?じゃなくて伊月!」
「あんまり嬉しくないんだけど」
「まぁまぁいいじゃん可愛いんだから、ね?お・ね・え・ち・ゃ・ん(ニヤニヤ)」
「・・・・・左手は添えるだけ(ボコッ)」
「グフッ(パタッ)」
「オーイ彩月(ペシペシ)」--返事がない。ただの屍のようだ。--
「勝手に殺さないで」
「死ねば(ヒュ)♪」
「な、内臓が(グチャ)」
「まぁ、これは置いといて、これからどうするの?」
「そうだなぁ…」
俺は遠くを見ながら呟いた。

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