ユウSide
俺は息を切らして、林の所へ走った。
教室につくと、林は俯いていた。
泣いているようにも見えた。
『林!!!』
「あれ?ユウ」
『さっきは…』
「もーいいよ!てか息切らして大丈夫?」
林はクスクス笑っていた。
『なあー林、明日、会わない?』
俺は林を見つめた。
林は驚いたようだ。
「明日、学校休みだし、ユウはクラブじゃ…。」
『クラブの後でよければ。』
「本当!?」
林がパアッと明るくなった。