カイ「これを付けて。」
黒い鍵がついているネックレス。
ルキラ「う、うん。」
私はネックレスを首に付けた。
その瞬間視界が歪み倒れてしまった。
だんだん意識が遠くなった。
カイはごめんと呟いて私を抱き抱えた。
カイ「BlackMagic。」
カイとルキラは消えた。
シェルはカイとルキラを捜していた。
シェル「カイ!ルキラぁ!」
シェルの前に不思議な黒い洋服を着た女の子がシェルに現れた。
「こんにちは。カイ君とルキラちゃんは少し旅をするって。
だから、捜さなくていいよって言ってたわ。」
シェル「あなた誰?」
「私?私はルリ。
私、用事があるからまたね。」
シェル「あ、待って!」
ルリはワープのMagicを使いシェルの前から消えた。
その頃、ルキラは−
カイ「ルキラを連れてきた。」
カイは不思議な館にいた。
黒髪に黒いリボンをしたゴスロリ風の服を着た少女はルキラを見て笑った。
「ルキラ様…。
あなたがいれば、私達の計画は成功する。
ふふふふ。カイ。
ご苦労さん。」
カイ「………。」
「早く、儀式をしなきゃ。」
そういって、少女は大広間へ行った。
カイ「おい、ミサ。」
ミサ「なあに、カイ。」
カイはルキラを抱え、
カイ「その儀式はルキラに害はないんだろうな。」
ミサは不満げな顔でカイの前に手を突き出し、
ミサ「あなたは、私達BlackAngelの一員。
ふふっ!まだ、完全に取り込まれてないのね。
BlackMagic!」
カイは頭を抱え倒れ込んだ。
カイ「ぐっ!や、めろ!
くああああ!」
カイは苦しんだ後、大人しくなった。
ミサ「取り込まれたね。
もう、ルキラに儀式をしても、文句はないよね。
カイ。BlackAngelの幹部、ミサの言うこと聞けるわよね。」
カイ「聞けます。」