恋愛少女

ひびりん 2012-04-29投稿
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今日もいつものように女子達が、目をキラキラさせながら、黒髪の男子を見ている。

女子「きゃああ!
有様よ!今日もカッコイイわあ!」

有「ありがとう。みんな、おはよう。」

有は女子達に向かって微笑んだ。

その時、一人の髪が長い少女が有の前に微笑みながらきた。

麻里沙「有様。
ご機嫌よう。今日は桜が咲いてますし、放課後お花見しませんか?」

女子達は麻理沙を見てすごすごと帰っていった。

女子「ほらああやって麻理沙様は有様をとっちゃうんだから。」

1時間目のチャイムがなった。

有「ご、ごめん。
もう、1時間目だからさよなら。」

有は自分の教室に入っていった。
麻理沙は悔しそうに顔を歪めながら後ろにいる、少女と教室に戻っていった。

そして放課後。

麻理沙「由里。
私の邪魔をする女が一人増えたわね。」

麻理沙の見る先には優しそうな少女が有と楽しそうに話していた。

花音「有先輩は相変わらずモテモテですね!」

有「なんだよ、照れるじゃないか。
あ、そうだ。
花音はネットでカノンって名前で歌を歌ってるんだってな。
まあ、お前は絶対音感を持ってるしな。」

麻理沙は不満げな顔で由里に命令した。

麻理沙「由里。
あの、花音って子を調べて。
なんか、有様と親しいみたいだし。
騙せば、有様の情報がわかるかもしれないわ。」

由里「わかりました!
麻理沙様の恋を絶対にみのらせますわ!」

由里と麻理沙は帰っていった。



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