トレス「ミサ!」
「ミサはBlackAngelの掟、裏切りを犯した。
今はクラン様の下で裁きを受けている。」
ルリ「素晴らしい…。
素晴らしいわ!さすが、ルナ様。」
ルナ「トレス。
今から幹部を集めて。
会議をする。」
トレスはわかりました。と言うと部屋をでていった。
会議室−
トレス「君達。
今からクラン様の野望を叶える為にルキラ様を捕らえる会議をする。」
幹部達は頷いた。
そして一人の幹部が手を挙げた。
「簡単な事よぉ。
ルキラちゃんを無理矢理連れて来させればいいのよぉ。」
妖艶な雰囲気の幹部、マーズがトレスに意見をだした。
トレス「マーズ。
それは難しいと言ってるだろう。
ルキラ様はピンチの時、Magicが暴走する。
それに巻き込まれたら僕達は一瞬で灰になるんだよ?」
マーズは怪しげな笑みを浮かべた。
マーズ「大丈夫よぉ。
あたしのBlackMagicを知らないの?」
するとマーズの隣にいた、青髪の幹部がトレスに言った。
「確かに。マーズさんのMagicはシールド。
どんなMagicも防げます。
防御に特化しているマーズさんのMagicは攻撃が弱いです。
だから、僕のMagicを使えば、ルキラちゃんを連れて来れるかもです。」
マーズ「あら、可愛い。
僕っこなのね。リン。」
リンは顔を赤くしながらトレスに言った。
リン「と、とりあえず、僕っこの事は置いといて、僕とマーズさんでルキラちゃんを連れてきます!」
トレスは必死に笑い堪えながら頷いた。
トレス「くくく。
リンは女の子だったんだ。
確かに女の子みたいな顔だしな。
いいよ。BlackPASSをあげる。
ルキラ様を連れてきて。」
リンは怒りながらワープした。