その頃ルキラは−
ルキラ「カイ−！
カイ！どこー！」
シェルが紙を見つけた。
シェル「えっと、なになに？
ルキラとシェルへ。
僕はまた君達の前から消えます。
さよなら。ってえええええ！」
ルキラ「どうしたの？
カイがまた消えたの！？」
シェル「うん…。」
シェルは俯いてトボトボ歩いていってしまった。
ルキラ「そんな…。
シェル…。寂しそう。」
ルキラは壁に寄り掛かった。
その時、物凄い風がルキラの前で渦巻いた。
ルキラ「な、なに！？」
そこにはマーズとリンがいた。
マーズ「初めましてねぇ。
あたしはマーズ。よろしくぅ。」
リン「僕はリンです。
ちなみに女の子です…」
ルキラはぽかんとしている。
マーズ「あははぁ。
ごめんねぇ。
驚いちゃったよねぇ。
今日はあなたを迎えにきたのぉ。」
ルキラ「私を…？
どうして？」
リン「ルキラちゃん。ルキラちゃんはカイ君を捜してるんだよね。」
ルキラは頷いた。
リン「僕達はルキラちゃんの封印を解くために来たんだ。
君が封印を解こうとすればカイ君は来てくれるよ。」
ルキラ「本当に？
それに私、封印されてるの？」
マーズはルキラの手を取り、
マーズ「えぇ。
あなたのMagicを最小限にね。」
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