私はアニメやゲームで言うと悪の城の姫。
悪いイメージがあるみたいだけれど勘違いしないでね!
でもあながち間違いではないかもしれない…
世界は黒の国と白の国があるの。
私はレイア・ルイード。
黒の国、リオレ国の姫。
あ、さっき姫って言ったか。
私の父、レウスは白の国と戦っているの。
非常な戦い方でね。
でね…
「レイア姫。
王がお呼びです。」
あ、ごめんなさい。
また後でね。
レイア「はーい。
今行くわ。」
私は王の部屋の扉を開いた。
金でできており宝石が組み込んである。
趣味悪い。
扉を開くとそれはまた金色のふかふかの椅子に宝石が散りばめられている。
さすがにやり過ぎ。
レウス「レイア。
お前に我が軍隊の隊長になってもら…「お断りしますわ。
お父様。」
私が隊長だなんてまっぴらごめんよ!
レウスは目をぱちくりとしていた。
やがて怒りで震えながら椅子から立ち上がった。
レウス「なんだと!
私の言うことが聞けないのか!」
レイア「っ…!」
お父様に…怒られるとなぜか体が勝手に動いていつの間にか頷いていたわ。
まるでお父様に操られているみたい。
レウスは上機嫌に椅子に座った。
私は部屋を出た。
レウスはレイアが出て行ったのを見て、レイアの執事、ユキに耳元で言っていた。
レウス「ユキ。
レイアの…が切れているみたいだ。
記憶も……ている。
完全に思い通りになるよう、もちろん記憶も精神も。
1番強力な……を飲ませとけ。」
ユキは頭を下げ部屋を出た。
ユキ「レイア様。
飲んでいただきたい物がございます。」
そう言ってユキはポケットから不思議なビンを取り出した。
ユキ「睡眠安定剤です。
最近、眠れないとおっしゃてましたよね。」
睡眠安定剤?
ああ。確かに欲しいわね。
レイア「いただくわ。」
私は睡眠安定剤を飲んだ。
その瞬間私の頭の中がぐるぐると渦巻き視界が眩む。
なぜか、頭の中がお父様が1番。偉大だって思ってきちゃう。
お父様…の命令は聞かないとってなっちゃう。