そこから見える夜空は
どんなんだろう
そこもここも
きっと同じ星が見えている
ここには海も山もあり
二階から見える小さな海は
すっかり怖くなってしまったけど
磯の香りは嫌じゃない
小さな頃から星がすきだった
神話や伝説
いろいろまとっている星達
すっかりひねくれた今
そのまとっている物は
本当は重いのではないかと勘ぐる
私のは
小さくて、薄くて、見つけにくい星
英雄に踏み潰されて星になったとか
ほめられただろうけど
星になるのは望んだのだろうか
星を見るのは好きだけど
星になるのは嫌だよ、きっと
それぞれ何かしらまとってて
まといながらに
楽しんで、後悔して
苦しんで、開き直って
呼吸して、生きている
その目には
どんな景色が広がっているんだろう
どうか
あなたを癒やす景色でありますように