ずっと
おびえてた空間だった
ただじっと
早く朝が来るのを待つだけの空間
いつも
淡い灯りを灯している空間
明けない夜はないように
この暗闇もいつかは終わる
ただ
まだ続きそうで
くじけそうで
負けそうで
このタイミングは何なんだ
少し解釈を変えてみる
思いもつかなかった
おびえるだけの空間は
あたたかく包まれる空間に
静かに
ひっそりと