私は、どうしていいか分からず、とりあえず学校へ向かった 。
教室に入るなり、楽しそうに、友達と話してるレイナを引っ張り出し、私は事情を話した。
「レイナ…
亮介と今日…会えるかもなの。。
私…何て返事したらぃぃ?」
メールを見せながら、私はレイナの返事を待つ。
「何って……
あいつ、ホントに美容師だったんだ。
桃が会いたいなら、とりあえず会えばいいじゃん…
ってか今まで、良く会わずに続いたよね」
レイナは
私の待ち受けにしている亮介の写メをマジマジと眺めながら呟く。
「とりあえず…かぁ…
そだね。
でも…
私、亮介のコト何も知らないんだ…
ホントに会っていいのかなぁ」
最初の自己紹介でもらったたった一枚の写メ。
笑ってる亮介の笑顔が大好きで…
私は一瞬でカレに恋をした。
「まぁ。。
メールなんて…いくらでも嘘つけるから騙されててもわかんないし…ね。
あんまり、期待しないでいった方がいいんじゃない?もしかしたら、すごい気持ち悪いおじさんが来るかもよ(笑)」
レイナは笑いながら席につく。
いつの間にか、
チャイムは鳴り授業 は、始まっていた。
私も、そっと鞄に携帯をしまい、席についた。