アオイ「そう……。
でもなぜ、あなたもこの世界に来たの?」
フェイ「私の任務は能力者の洗脳、及び、能力の採取。
だから私もきたの。」
そう言って微笑む彼女の目には感情の感じられない、瞳だった。
アオイ「あなたがやってる事はFantasyの崩壊にすぎない!
なぜ、こんな事を!」
急にフェイの顔が冷酷な顔になった。
フェイ「Fantasyは私を苦しめた。利用した。
だからこんどは私がFantasyを利用する番。」
フェイの瞳が怪しく光るとアオイの体が勝手に動いた。
アオイ「なにこれ!」
フェイ「私のFantasy。」
アオイの体はガラスの建物に進んでいく。
フェイ「ここで洗脳してもいいんだけどな…。」