「フェイ。なぜ宮島アオイを洗脳しなかったのです?」
暗い部屋の中に頭を下げているフェイと長い黒髪を縛っている女の人がいた。
フェイ「申し訳ありません。」
と頭を下げるフェイ。
「失敗を認めるんですね?」
と薄く笑いながら見ている女の人。
フェイ「宮島アオイはリオルかもしれせん。
だから僕の判断で洗脳を中断しました。」
女の人は笑みを浮かべたまま見ている。
フェイ「レイル様。
リオルは洗脳してはいけません。洗脳してしまったら混乱を起こし暴走してしまう。」
レイル「そう。
あなたも結構言いますね。
私達はFantasyにより苦しめられました。
Fantasyを利用する為にやっている事です。
シファー。来なさい。」
「はい。」
暗がりから白い肌をし、冷酷な顔をしながらもイケメンといえるだろい少年がきた。
フェイよりもかなり背が高くフェイを見下ろしている。
シファー「なにかご用ですか。」
レイル「あなたにフェイの世話役を任せます。」
フェイ「なっ!
なぜ、僕に世話役を!」
レイル「少しは頭を冷やしなさい。
Fantasyの怨みが消えている。
それにあなたは女。
僕ではなく私といいなさい。」
嫌がるフェイを無理矢理引っ張りながら部屋へ連れていった。