意味なんて要らない
ただ笑っているだけで楽しくなって、
そしたら自然と仲間が増えていたバカな俺。
それを理解できないガリ勉が、必死に何かを導きだそうと机に向かっている
いくつかの答えを真面目に解いて、なのにどの答えも正しくはなくてまた今日も一人で悩んでいる
『さよなら』
の言葉を心で繰り返しているのが聴こえた気がした。
俺は、無表情なガリ勉女の顔を思い出した
単純な答えを見つけられずにいる彼女を変えたかった
どうしたら彼女は笑ってくれるのだろう?
どうすることも出来ず、俺は今日も仲間と笑顔で楽しむことを頑張っている