私は幸せになるはずじゃなかったの
どんな辛くても
悔しくても
ずっとこの場所にいたのは
逃げたくなかったから
あなたの背中をたった一度でも見逃せば
消えるものだと自分のそばに置いていたから
私は幸せになるはずじゃなかった
一度も見逃さなかった
その背中がもう見えない
あなたから去ったのか
私が違う場所にいたのか
初めからここにいなかったのか
私はとても幸せです
今はもう顔を思い出せないくらいに
遠く離れても