Lie

しんとも 2012-08-18投稿
閲覧数[343] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私は幸せになるはずじゃなかったの


どんな辛くても
悔しくても


ずっとこの場所にいたのは


逃げたくなかったから



あなたの背中をたった一度でも見逃せば


消えるものだと自分のそばに置いていたから




私は幸せになるはずじゃなかった


一度も見逃さなかった


その背中がもう見えない



あなたから去ったのか


私が違う場所にいたのか


初めからここにいなかったのか



私はとても幸せです



今はもう顔を思い出せないくらいに


遠く離れても




投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「しんとも」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ