桐一葉考え倦ね我に落つ 並びたる頑固頭の南瓜かな 縁のなき真昼の空の蟋蟀や 洋風の煉瓦造りの木の実かな 秋の雲たちまち闇を連れてけり 古文書の白粉花の秘密かな 轡虫鳴いても泣けぬ思ひあり 鶏頭や子規を思ひて数えけむ 青年や思ひ思ひの秋の蝉 この道の名人誰ぞ鮭を焼き 先人の知恵や我らの天の川
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